日本でRSI講演ツアー

今年は6月に日本に行きます。

今回はミッションがありまして、それは2014〜2015年にかけてアルク社ウェブサイトで連載した「コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド 〜肩こり、腱鞘炎、頸肩腕症候群…仕事を続けるために知っておきたいこと~ 」で書いた内容について講演すること。最初はIJET-27仙台で話せればと考えていたのですが、成り行きで他でも話す機会ができ、最終的には約3週間の滞在中4カ所という講演ツアーに発展してしまいました。

というわけで、以下の4カ所でお話をします。「RSI対策」だと何のことだか検討がつかないという人が多いと思うので、講演ではズバリ「あなたの腱鞘炎・腰痛・肩こり対策は間違っていませんか?〜長く続けられる仕事のやり方を考える〜」と、わかりやすいタイトルにしてみました。都合がつくようでしたらぜひお越しください。

6月5日(日)

日本翻訳者協会(JAT)関西セミナー

概要:翻訳者向けセミナー
時間:15:00~17:00
場所:貸会議室U’s2(ユーズ・ツウ) (JR大阪駅近く)
費用:JAT会員:1,000円、SWET/JTF会員:1,500円、非会員:2,000円
参加登録:kat@jat.org
セミナー終了後は交流会があります。

6月9日(木)

翻訳勉強会「十人十色」

概要:メンバー限定ワークショップ
(参加募集は締め切りました)

6月14日(火)

東京ワークショップ

概要:このイベントは翻訳者に限らず、ウェブ業界など仕事でコンピューターを多用する方一般を対象に開催します。
時間:19:30〜21:30
場所:Stocker.jp / Space(渋谷駅徒歩7分)
費用:会場費1,000円+良かったらおひねり
参加登録:イベント詳細・申し込みページ

6月19日(日)

第27回英日・日英翻訳国際会議(IJET-27)

概要:2日間の国際会議で、日曜朝のセッションとして行うセミナーです。このセッション単独での申し込みはできません。
時間:9:30〜10:45
場所:仙台国際センター
費用(IJET-27):JAT会員:35,000円、非会員:40,000円、学生:8,000円
参加登録:IJET-27ウェブサイト

事前アンケートについて

なお、参加を検討している方、今回は参加できないがこのトピックに興味はあるという方を対象に、現在アンケートを実施中です。記入にかかる時間は5分程度です。
アンケートリンク: https://www.surveymonkey.co.uk/r/JFPRGFN
皆様のご回答を講演内容に反映させていきたいと思いますので、どうぞご協力ください。よろしくお願い致しますm(_ _)m

アルク連載終了

このブログは1年間放置状態になっていましたが、その間毎月更新していたアルク「翻訳・通訳のトビラ」サイトでの連載が先月で終了しました。
連載記事へのリンクをこちらのコレクションにまとめてあります。
Google+ Collection: コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド
〜肩こり、腱鞘炎、頸肩腕症候群…仕事を続けるために知っておきたいこと〜
ご意見・ご感想等お寄せいただければ幸いです。当ブログのコメント欄またはこちらのリンクをご利用ください。
RSI連載フィードバック
今後の展開としては、加筆して書籍(電子または紙)にまとめたいなあとか、文章や写真だけでは説明しにくい内容を動画にしてYouTubeチャンネルを立ちあげたいなあとか考えてはいるのですが、とりあえずはひと休み中。
ブログの方もまたぼちぼち再開できればと思います。
 

アルク「翻訳・通訳のトビラ」で連載開始

アンケートを締め切ってから1ヶ月後の8月1日に、予告していた企画が始まりました。語学に関わる人ならお馴染みのアルク社のウェブサイトに「翻訳・通訳のトビラ」というセクションがあるのですが、その中での連載です。
タイトルは、

コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド

〜肩こり、腱鞘炎、頸肩腕症候群…仕事を続けるために知っておきたいこと
ここをクリックすると掲載ページが開きます。↓
コンピューターで仕事をする人のためのRSI対策ガイド
連載第1回・2回は、ご協力いただいた準備調査アンケートの結果を元にした内容になっています。
日本翻訳者協会(JAT)関根マイクさんの強力なバックアップで企画が実現しました。この場を借りてお礼を申し上げます。
翻訳・通訳の仕事をしている人や志望者・勉強中の人のためのサイトでの掲載ですが、翻訳にかぎらずコンピューターのヘビーユーザーの方に参考にしていただける内容にしていきたいと思いますので、よろしくお願いします。
なお、連載開始にあたってアンケート第2弾の回答を募集中です。こちらもよろしくお願いします!

コンピューターと健康に関するアンケート第2弾

 

アンケート調査結果

 
(7月1日・内容更新しました)
前回のポストで募集したアンケートにご協力くださった皆さま、ありがとうございました。100人の回答が集まりましたので、回答募集を終了しました。このアンケートの結果は現在準備中の企画のデータとして使わせていただきますが、どんな数字が出ているか興味をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますので、以下に結果をまとめました。企画の詳細については近日中に発表します。
集計結果
このブログの他Twitter、Facebook、メールで回答を募集し、100人の方の回答をいただきました。アンケートの設問が2パート構成になっていて、最初は質問1〜2と3〜10を別々のページに分けていたため、2ページ目があることに気づかない方もいたようで、質問3〜10については1〜2よりも回答数が少なくなっています。

パート1

質問1
問1
オンラインで募集をかけている影響もあるかもしれませんが、毎日4時間以上という回答が圧倒的に多いです。「日によって使用時間が大きく変わる」というコメントが複数あり、またコンピューターよりもiPadを使う作業時間が多いという方がいました。
質問2
問2
「聞いたことがない」と「聞いたことはあるが内容は知らない」を合わせると90%近く、92人中実際に使用しているという回答はたった6人。厚労省が2002年に制定したガイドラインですが、10年以上経ってもなかなか普及していないようです。内容を知らないという方は、以下のリンクをぜひチェックしてみてください。
厚労省サイトの関連ページ
神奈川県予防医学協会の解説ページ
参考書紹介(過去記事)

パート2 

質問3〜10では、コンピューターを長時間使って仕事をしている人がかかりやすい症名について、どの程度知っているかを聞きました。
やはり圧倒的に知名度が高いのは腱鞘炎ですね。「聞いたことがない」という人はほとんどいませんでした。「具体的な知識がある」「診断・治療経験あり」「かかっているかも」を合わせると回答者の半数近くになります。
また 上腕骨上顆炎も「聞いたことがない」という回答が少ない症名でしたが、これはテニス肘・ゴルフ肘というわかりやすい通称がついているせいでしょう。スポーツ関連の怪我としては聞いたことがあるが、コンピューターで発症するとは知らなかったという人も多そうです。
残る8つについてはどれも「聞いたことがない」がトップになりました。
3
4
5
6
7
8
9
10

アンケートにご協力ください

このブログ、すっかり放置状態になっていましたが、実は裏でこっそり企画を温めておりまして、その準備の一環として、仕事でのコンピューターの使用と健康に関する簡単なアンケートを作りました。
できるだけ多くのデータを集めたいと思っておりますので、よろしかったらご記入ください。アンケートは無記名で全10問、回答所要時間は5〜15分程度です。以下のボタンをクリックすると、アンケートが開きます。

「コンピューターと健康に関するアンケート」に回答する

 
ご協力ありがとうございます。

お勧めビデオ・コンピューター作業の姿勢

YouTubeでとても役立つビデオを見つけたので紹介します。

How to correct posture at a computer
コンピューター作業の正しい姿勢について

Part 1: モニターや椅子の高さ調整

Part 2: 坐骨で姿勢を支えることの重要性

どちらも英語ですが、わかりやすい説明でとても参考になります。これの日本語版があったらなあ…。
ビデオの先生ドクター・スティーヴのYouTubeチャンネルには、他にも姿勢と健康に関するアドバイスビデオがたくさんありますので、ぜひチェックしてみてください。英語のリスニング練習にもなる?(笑)
http://www.youtube.com/user/posturedoc
いくつかピックアップすると…

上のビデオは普通に椅子に座ってデスクワークをする場合のアドバイスでしたが、こちらでは(1)バランスボールを椅子代わりにする、(2)立位でデスクワークというふたつの方法についてアドバイスがあります。ちなみに私はハードコピーでのチェック作業等を立位でやってます。バランスボールは小さいのしかなくデスクでは使えないのですが、テレビを見る時にバランスボールに座るようにしてます。このビデオを見て、大きいのも買おうかなあと思いました。ビデオでちらっと言及されていたトレッドミル・デスクに興味があるんですが、さすがに高いので…。


去年は右肩の痛みでさんざん苦しめられたので、このふたつは肩の痛み関係のビデオ。説明がわかりやすいのが良いです。「肩関節はゴルフティーとゴルフボール」「肩甲骨をテントペグで胴回りのコルセットに固定するイメージ」「肘/肩甲骨を尻ポケットに入れる」「痛み止め薬を飲むのは火災報知機の電池を抜くようなもの」等々、直観的な表現がとても巧みでなるほどと思います。
ドクター・スティーヴのブログはこちら。
http://www.gettoyourcore.com/

参考書紹介・現代のコンピューター労働と健康

先日読んだ本を紹介します。
現代のコンピューター労働と健康
Project Tokyo 2010でのプレゼンで、1990年に導入された欧州指令 “The minimum safety and health requirements for work with display screen equipment” (ディスプレイスクリーン機器使用作業に関する安全衛生上の最低必要条件)について紹介しましたが、その後の取材の中で、日本にも同様の文書があることがわかりました。2002年に厚生労働省が発表した「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」)です。このガイドラインは厚生労働省のサイトに掲載されていますが、その策定の背景や経緯、ガイドラインの内容をわかりやすく紹介しているのがこの本、現代のコンピューター労働と健康 (働く者の労働安全衛生入門シリーズ)です。
著者の宮尾克教授はコンピューター労働と健康問題の研究が専門で、この問題に関する厚生労働省の検討会委員も務めたという経歴の持ち主だそうです。
内容は読みやすいようコラムやイラストをたくさん取り入れている上、後半は資料集になっているので本文の量は多くなくさっと読めてしまいますが、この資料集がなかなかのお役立ち。ガイドラインの全文が解説付きで掲載されているほか、労働安全衛生総合研究所というところで出している「パソコン利用のアクション・チェックポイント」というパンフレットが転載されていたり、コンピューター作業の前、作業中の休憩時、作業終了後に行う体操がイラスト付きで載っていたりと、実践に役立つ情報がたくさん盛り込まれています。

キーボードの配置で眼からうろこ

肩の痛みが長引くのでファミリードクターの紹介で、医院に併設されているフィジオセラピークリニックに行きました。フィジオセラピーは日本では理学療法と呼ばれているそうですが、病院での診療科としてはリハビリテーション科となるようです。リハビリというと病気や怪我の後の機能回復というイメージですが、それにかぎらず身体運動機能に関わる治療を行う医療分野です。英国では診療を受けるにはかかりつけのファミリードクターからの紹介が必要なのですが、オランダでは数年前から紹介がなくても診療を受けられるようになったそうで、町のあちこちにクリニックがあり、日本の整体治療院のように気軽にかかることができます。
フィジオセラピーの治療では、関節の可動範囲を広げる手技を受けたのですが、その際に姿勢の問題を指摘されました。肩が前傾している(丸まっている)ため関節周りの筋肉に過負荷がかかり、炎症に至っているのだとのこと。脇を締め、背中の筋肉を使って肩を後方に引くようにとアドバイスされ、背筋強化ための筋トレ運動を指導されました。
また、コンピューターを使う際の姿勢をチェックされたのですが、今まで気づかなかった点を指摘され、参考になりました。肩の過負荷を防ぐためのキーポイントとして気をつけるべきなのは「脇を開かない」ことなのだそうです。つまり、上腕が体側に沿ってストンと垂直に下りている状態を維持すること。上腕から腕をサイドに開いたり前に出したりすると、それだけで肩が丸まってしまうからです。
このポイントを念頭に置いて私の作業環境をチェックしてみると、キーボードやマウスの位置が身体からちょっと離れすぎていることがわかりました(左側の図の状態)。
http://corporatewellnessadvisor.com/wp-content/uploads/office-ergonomics.jpgの借用画像を加工 ➜ http://codinghorror.typepad.com/.a/6a0120a85dcdae970b012877701227970c-piの借用画像を加工
脇が開いている状態 vs. 締まっている状態
脇を締めた状態で手が届くようキーボード(とリストレスト)をデスクの縁ぎりぎりに寄せ、マウスマットもそのすぐ隣に移動して、肘が体側に着いたままの状態で手が届くようにしてみると、確かにかなり肩が楽になるようです。これは今まで気が付かなかった点で、眼からうろこでした。肩周りの痛みや凝りに悩んでいる方は試してみる価値があるかもしれません。
なお、キーボードやマウスを体幹近くに寄せて脇を締めた姿勢にすると、結果的に肘の曲げ角度がきつくなります。肘の角度が90度を切ると今度は肘から前腕にかけての負荷が高くなるので、角度を緩めるための調整も必要になります。デスクの高さを下げる(またはデスク下にキーボードトレイを取り付ける)か椅子の高さを上げて、肘がキーボードの上面より高い位置に来るよう調節して肘の角度を確保します。椅子の高さを上げたせいで床にかかとがつかなくなった場合は、フットレストも必要になります。

音声入力の誤認識率を数えてみた

IJETの音声入力セッションについての記事にも書きましたが、日本語音声入力のデモを見ると「間違いが多くてイライラしそう」という印象を受けてしまうことが多いようです。実際にどのくらい間違うのか、テストしてみました。ついでなのでドラゴンスピーチ(Ver.7)とMac OS X Mountain Lion音声入力機能の認識率の比較もしてみます。
テスト原稿(※スペース含め552文字)

第22回JTF翻訳祭
ゴールを見据えて ~原点回帰とイノベーション~
現在、産業翻訳業界を取り巻く環境は確実に変化している。ソースクライアントのコスト管理の厳格化、翻訳作業におけるさまざまな支援ツール・翻訳ソフトの活用による納期の短縮化など、翻訳者、翻訳会社は現在の市場の中で厳しい競争環境に晒されている。
その中で、新しい市場を求めてのチャレンジ、新しい取り組みも行われつつある。翻訳という仕事自体がここ数年の間に大きく変わるかもしれない。今は次世代の新たな翻訳業界へと変遷する過渡期なのかもしれない。
その潮流の中、ソースクライアント側の要望はこれまで以上に複雑多岐になっている。コスト、納期面で厳しい要求があることも事実ではあるが、一方では高品質の「素晴らしい、翻訳」も要求され、単価も低下していない市場も存在することも事実である。また、現在の市場以外にも多くのニーズが隠れているかもしれない。
我々が目指すところはいったいどこにあるのか? ほんとうの「翻訳」とは何か、翻訳の原点を再確認しながらも、技術革新の進む中で次世代に向けての翻訳とはなにか、も合わせて考えていきたい。
日時     2012年11月28日(水)
場所
「アルカディア市ヶ谷(私学会館)」
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25

まずはドラゴンスピーチに音声入力。テストが目的なので、入力結果には一切修正をかけず、原稿を読み上げた結果そのままです。下線は原稿と異なる箇所。そのうちディクテーションが誤認識されている箇所を赤で示しました。

第22回JT翻訳したい
ゴールを見据えてチルダ原点回帰とイノベーション鶴田
現在、産業翻訳業界を取り巻く環境は確実に変化している。ソースクライアントのコスト管理の厳格化、翻訳作業における様々な支援ツール・翻訳ソフトの活用による納期の短縮化など、翻訳者、翻訳会社は現在の市場の中で厳しい競争環境にさらされている。
その中で、新しい市場を求めのチャレンジ、新しい取り組みも行われつつある。翻訳という仕事自体がここ数年の間に大きく変わるかもしれない。今は次世代の新たな翻訳業界へと変遷する過渡期なのかもしれない。
その潮流の中、ソースクライアント側の要望はこれまで以上に複雑多岐になっている。コスト、納期面で厳しい要求があることも事実ではあるが、一では高品質の「すばらしい、翻訳」も要求され、単価も低下していない市場も存在することも事実である。また、現在の市場以外にも多くのニーズが隠れているかもしれない。
我々が目指すところは一体どこにあるのか? 本当の「翻訳」とは何か、翻訳の原点を再確認しながらも、技術革新の進むなかで次世代に向けての翻訳とはか、もせて考えていきたい。
日時 2012年11月28日(水)
場所
「アルカディア市谷(私学会館)」
郵便番号102-0073 東京都千代田区九段北4-2-25

テスト結果
誤認識7字(〜、〒の不変換含む)…認識率98.7%
※音声の認識は正しいが漢字適用の異なる箇所(間違いではない)9箇所
誤認識文字数は、原稿での文字数でカウントしています(例:「チルダ」は「〜」の誤認識なので1文字)。
アプリをインストールして使い始めたばかりの時点(つまり内蔵辞書がデフォルトのままでまだ何も学んでいない)の状態で552字の原稿中エラー7字って、なかなか好成績じゃないですか?キーボードで入力しても、タイプミスでこのくらいは出そうな気がします。漢字かひらがなかの選択は、書き手の好みの問題なのでエラーには数えていません。原稿の「合わせて」が「併せて」になっている箇所は、文脈を考えるとドラゴンの方が正しい気がするんですが…^^;
次に、Mac OS X Mountain Lionで新導入された音声入力機能。こちらも修正とか読み直しは一切かけていない入力結果です。

第22回jps本屋臭い
ゴールを見て~原点回帰とイノベーション~
現在、産業翻訳業界を取り巻く環境は確実に変化している。ソースクライアントのコスト管理の剣客か、翻訳作業における様々な支援ツール・翻訳ソフトの活用による納期の短縮など、翻訳者、翻訳会社は現在の市場の中で厳しい競争環境にさらされている。
その中で、新しい市場を求めてのチャレンジ、新しい取り組みも行われつつある。翻訳とう仕事自体がここ数年の間に大きく変わるかもしれない。今は次世代の新たな翻訳業界変遷する過渡期なのかもしれない。
その潮流の中、ソースクライアント側の要望はこれまで以上に複雑多岐になっている。コスト、納期面で厳しい要求があることも事実ではあるが、一方では高品質の「すばらしい、翻訳」も要求され、なんかも低下していない市場も存在することも事実である。また、現在の市場以外にも多くのニーズが隠れているかもしれない。
我々が目指すところは一体どこにあるのか?全角スペース本当の「翻訳」とは何か、翻訳の原点を再確認しながらも.技術革新の進む中で次世代に向けての翻訳とはか、もわせて考えていきたい。
日時全角スペース2012年11月28日(水)
だしょ
「アルカディア市ヶ谷(私学会館) 」
郵便番号102-0073全角スペース東京都千代田区九段北4-2-25

テスト結果
誤認識15字(全角スペース、〒の不変換含む)…認識率97.3%
※音声の認識は正しいが漢字適用の異なる箇所(間違いではない)9箇所
「短縮化など」が「短縮かなど」となっている箇所を誤認識と数えるか漢字適用の問題と数えるかは微妙なところですが(ドラゴンでは正しい結果になってるし)、キーボードで入力しても同じ結果になる可能性のある間違いなので、漢字適用の方にカウントしました。ちなみに、誤認識と数えるとスコアは97.1%に下がります。
ドラゴンと比較すると、誤認識された文字数は倍という結果です。97.3%というのはそれでもなかなか悪くない数字ですが、2つの入力結果を比べてみると、性能の差は明らかだと思います。
そして両方使ってみてやはり痛感するのが使い勝手です。
ドラゴンの場合は読み上げに合わせて順次認識結果がテキストとして出力されていくので、入力確定の手間なくどんどん読むことができます。またマイクのオン・オフも音声コマンドで可能です。一方Macの音声入力では、読み上げ中は一切結果が出力されないのですが、どんどん読んでいくと途中で制限いっぱいになり、入力受付を勝手にやめて結果出力に移行してしまうのです。変なところで切れたりするのが不便なので、結局は手動で結果を出力させ、表示されたらまた入力再開…という細切れ手順になってしまうのですが、この結果出力と入力再開をさせるのに、いちいちキー入力またはマウスクリックが必要になります。そのため、音声入力を使っているのに結局かなり手を使う必要があり、RSI対策として音声入力を使うユーザーにとっては、これは非常に大きなマイナスです。
また、今回はテストなので誤認識修正はかけていませんが、ドラゴンでは修正してソフトに学習させることで認識率を高めていくという使い方をするのに対し、Mac音声入力では修正機能が非常に限定されていて、直したいところを直せるとは限らないのが減点ポイント。つまり、両方を今後数ヶ月といったスパンで使い続けたら、認識率の差はさらに広がる可能性がある、ということです。
やっぱり音声入力はドラゴンですねーww